ロンドン観光と観劇に行きました
こんにちは。飛鳥みやびです。このところ大阪もすっかり寒くなってきました。先日行ってたロンドンも、ちょうど今ぐらいの気候でした。思っていたよりも寒くはなかったです。現地の人はほとんどコートを着ていましたが、暑がりの主人だけは汗をかいて上着を脱いでおりました。体温が高いのでしょうか?
大英博物館
ロンドンに行ったら、ここは外せないという観光スポットの一つに、大英博物館があります。十数年前に行ったのですが、すっかり忘れてしまっていたので、早速行ってみる事にしました。ホテルの近くのグロースターロード駅から、地下鉄のピカデリーラインに乗って8つ目のホルボーン駅で降りて、徒歩5分で着きました。
大英博物館は、1日では見て回れないほどの展示品を収蔵する世界屈指の博物館です。(入場は無料です。)古代エジプトの出土品やミイラの数々、古代ギリシャの彫刻群等、貴重な人類の遺産ともいえる展示品は圧巻で、歴史の断片を実際に見る事が出来る良い機会になりました。
コヴェントガーデン
大英博物館から、1駅分歩いてコヴェントガーデンへ向かいました。コヴェントガーデンは、16世紀から1974年まで野菜や果物や生花の卸売市場が置かれていた跡地に作られたショッピング街です。1830年代に建てられたネオクラシック様式のピアッツァ(広場)を中心にして、アンティークやクラフト製品が多くあるアップル・マーケットと、安価な土産物中心のジュビリー・マーケットの二つの常設マーケットがあります。
ここの広場では、常に大道芸人のパフォーマンスが行われていて楽しい場所です。現在ロンドンで、ストリートパフォーマンスが許可されているのは、ここだけだそうです。私の大好きな映画、オードリー・ヘップバーン主演の『マイ・フェア・レディ』の最初の場面が、ここコヴェントガーデンから始まります。いつも賑わっていて、楽しい事が起こりそうな予感のする素敵な空間です。
急にエンターテインメントの風
そうこうしていると、急に演劇を観たくなってきました。というのは、横一面にデカデカと『オペラ座の怪人』の広告が描かれた、ロンドンバスが走っているのを見たからです。俄然『オペラ座の怪人』に興味が出て来ました。公演情報を調べてみると、翌日に「マチネ」があるという事です。(マチネとは昼間に公演の事です。ちなみに夜の公演はソワレと言います。)
チケットが取れるか聞きに行こうという事で、チケットブースを探します。ちょうどコヴェントガーデン駅の1つ隣のレスタースクエア駅と、ピカデリーサーカス駅の中間位に「tkts」がある事が分かりました。「tkts」は公式割引チケット販売ブースです。お得なチケットが手に入るかもしれません。近いので散策しながら歩いて行く事にしました。
「tkts」の周りは飲食店や劇場が並んでいます。果たしてチケットが取れるのでしょうか。早速聞いてみます。良かった。ゲット出来ました。桟敷席というのでしょうか、2階後方のGrand Circleという場所で取れました。「tkts」はディスカウントでチケットを買えますが、手数料が必要です。券面44.5ポンドのチケットが、33ポンドで買えました。(4.5ポンドの手数料込み)チケット代は日によって変動します。
翌日いざ劇場へ
次の日、ピカデリーサーカスからほど近い「ハーマジャスティーズ(Her Majesty’s Theatre)」という劇場に出かけました。公演は14時30分からです。服装はドレスアップする必要はなく、カジュアルで大丈夫でした。
海外での観劇は久しぶりです。大昔にウィーンでオペラを観た事がありますが、華やかな雰囲気や、休憩時間にシャンパンを楽しむドレスアップした観客たち。こういう世界がある事を初めて知りました。
今回の演目はそこまでフォーマルにする必要は無く、劇場の舞台も思ったほど大きくはありませんでしたが、やはり雰囲気があります。座席が高い位置にありましたので、良く見えるかな?と心配でしたが、公演が始まると結構舞台全体を見渡せて、結果的に良かったです。役者さんの顔までははっきりわかりませんでしたが、そういう時は座席にオペラグラスが付いていて、1ポンド入れると借りる事が出来るようになっていました。
ここでも途中休憩の時に、ビュッフェでシャンパンや他のお酒を飲む事が出来ます。座席にもハーゲンダッツのアイスクリームを売りに来ますので、私たちも頂きました。
圧倒的な声量と歌声、迫力の演出と音楽で、たちまち魅了されました。ものすごく面白かったです。英語がわからなくても十分楽しめます。感激しました。『オペラ座の怪人』のファンになってしまいました。Amazonプライムで映画版や劇場版をチェックしたり、日本でも舞台があれば観に行きたいと思います。ではまた。