ブラウンズホテルのアフターヌーンティー編〜フランス・イギリス旅行記6

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食はロンドンにあり?

こんにちは。飛鳥みやびです。ロンドン観光の(食の)ガイドブックとして、『世界ぱんぱかパンの旅〈ロンドン編〉山本あり(イースト・プレス)』という本(マンガ)を参考に読みました。とても面白く、パン好きな私にはたまらない本です。また一般的に、イギリスの食事は美味しくないと言われていますが、本当は「ロンドンは美味しいんだ〜!」っていうのもわかります。それでロンドン行くなら「アフタヌーンティーが絶対に食べたい!」と思っていました。

時のないホテルでアフタヌーンティー

『世界パン』本の中で紹介されていた、ロンドンの5つ星老舗ホテル Brown’s Hotel(ブラウンズホテル)のThe English Tea Room(イングリッシュ・ティールーム)でアフタヌーンティーに行きました。アメックス(アメリカンエキスプレスカード)のトラベルデスクに連絡し、事前に予約を入れてもらっていたんです。

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ブラウンズホテルは、ユーミン(松任谷由実)の『時のないホテル』のジャケット撮影に使われています。1980年のユーミンのコンサートツアーも「BROWN’S HOTEL」というツアータイトルでした。また、OO7の原作者イアン・フレミングや、ミステリーの女王アガサ・クリスティも常連で、小説のモデルにもなったホテルです。アフターヌーンティーの予約は3時からで、しっかり食べようと思い、当然お昼は抜いて行きました。

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トラディッショナルアフターヌーンティを注文。一人52.5ポンド、二人で税・サービス料込みで118.12ポンドでした。さすがお値段も5つ星級で高額です。ここのアフタヌーンティーを楽しみにして来ましたので、大奮発しました。(追加料金でシャンパンを付ける事も出来ます。)

イングリッシュ・ティールーム

クラシックで格調高い店内は、ピアノの生演奏が雰囲気を盛り上げます。他のお客さんの服装をチェックしましたが、カジュアルで大丈夫な感じでした。主人は一応ジャケットを着て行きましたが、私はセーターとパンツの普通の服装でOKでした。

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20種類の紅茶が選べて、私はダージリン、主人はアフタヌーンブレンドを注文しました。まずサンドイッチのプレートが出てきました。ホワイトブレッドやモルトブレッドではさまれたサーモンときゅうりや、卵とクレソンのサンドイッチ。どれもとても上品なお味です。私はcaraway maize breadという丸くカットされたパンの上に、海老とアボカドとオニオンが乗ったカナッペが絶品で気に入りました。もちろんサンドイッチはおかわり出来ます。ウェイトレスさんが聞きに来てくれるのでおかわりしました。

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お口直しのゼリーが来て、次はお待ちかねのスコーンです。スコーンはプレーンとレーズンの2種類があります。手作りのストロベリージャム、それとクロテッドクリームは欠かせません。スコーンはふわふわサクサクで、ほっこりと、なんだか安心する素朴な味。「ジャムもクロテッドクリームも美味しい!」スコーンも1個が大きかったので、ここですでにお腹いっぱいになってしまいました。まだケーキを食べていません。スコーンをこれ以上おかわりすると、次にくるケーキが食べられないので、もうちょっと食べたかったのですが、おかわりはしませんでした。

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ケーキを食べる前に紅茶でちょっと休憩。ポットの紅茶もおかわりしました。そしていよいよケーキ登場。3段になったマカロン、チョコレートとラズベリーのケーキ、チーズケーキ、ストロベリーとバジルのタルト、キャロットとウォールナッツのケーキ。なんと5種類も!見た目もきれいで、かなりお腹いっぱいでしたが、どれも美味しく頂きました。

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もちろんケーキ等、また食べたい物があれば追加で頼む事が出来ます。さすがにお腹がはち切れそうだったのでそれはしませんでした。(お店の人に言えば、食べきれない分を箱に入れてお土産に持ち帰れます。)時のないホテルで、あっという間に2時間以上の時が過ぎていました。

お値段は高いですが、かなり大満足でした。でも最初に出たサンドイッチのおかわりは控え目にして、スコーンとケーキをもうちょっと食べれば良かったかな?と、ちょっぴり後悔しています。出来れば次は、ブラウンズホテルに宿泊して、アフターヌーンティーの時間をじっくり楽しみたいですね。ではまた。

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