フランス式あいさつビズ・食事編〜フランス・イギリス旅行記2

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フランス式あいさつは?

こんにちは。飛鳥みやびです。先月の27日から友人の結婚式に出席する為に、フランスへ行ってきました。フランス人の家に3泊させて頂いて、フランス人の習慣や食文化に直に触れる機会を持つ事が出来ましたので、その驚くべき内容をお知らせしたいと思います。

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泊めて頂いたシャンベリ郊外のお家

あいさつに驚愕

ほっぺをくっ付けて、左右にチュ・チュと音を立てるフランス式のあいさつをご存知でしょうか。映画などでご覧になった事があるかとは思いますが、ビズ(bises)というあいさつで、フランス人は当たり前のようにします。私たち日本人が、ビズをいきなりされたらどうしたらいいんでしょうか。戸惑ったり、恥ずかしかったりと、ギクシャクして緊張すると思いませんか。それ以前に、日本でいきなりそんな事をしたらセクハラですよね。

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フランス現地で、あいさつの先制パンチをいきなり浴びてしまいました。

ビズとは

フランスでは、初対面の男女でも女性同士でも、出会った時のあいさつはビズです。
お互いの頬を軽く合わせて、口先でチュと音を出して右・左と2回交わします。通常は右から始めるらしいですが、左からする人もいますし、地方によって4回の所や3回の所もあるそうです。

ビズをしない場合は、握手になります。ビズをするかしないかは、相手との距離感を計らねばならず、実はフランス人でも判断が難しいそうです。なおさら日本人には難しいのは当然ですね。
グループで集まれば、一人一人が全員とビズであいさつを交わすので、とても時間がかかります。帰る時もまた全員とビズをしますので、またまた時間がかかります。

ビズが当たり前のフランス人が日本人女性に、当然の如くビズをしたら「ギャー」と驚かれて、逆にビックリする事もあるそうです。フランスでは、人の数だけあいさつの種類がある様なので、時と場所と相手との関係を見極める訓練が必要だと感じました。

 食習慣も訓練が必要?

結婚式に出席する為に、遠くから親戚一家が集まって来ていました。その中に混じって泊めてもらいましたので、当然食事も一緒にいただきます。

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基本的にパンとワインとチーズにサラダや肉類が付きます。パンはフランスパンを中心に様々なパンがあり、とても美味しかったです。肉類は、ハムやローストビーフに肉のパテ?の様なものが主に並びます。チーズも種類が多く、個性的な味のものがたくさんありました。日本でも有名なスーパーマーケットの「カルフール」に行きましたが、チーズや肉類の種類の豊富さは圧倒的で、日本では見た事のない様な売り場の光景でした。

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至福の食事、でも量と時間が

私も最後の晩餐は、パンとワインとチーズに決めていますので、大好物なのですが、兎に角 食事の時間が長いんです。フランス人はとってもおしゃべり好きで、家族や親戚・友人達と延々と会話を続けます。デザートに甘いタルトやケーキなどが出てきて、エンドレスに食事の時間が流れて行きます。会話と食事のボリュームの多さに圧倒されっぱなしのフランス滞在でした。おかげで私の胃袋も1.5倍にボリュームアップです。次回はフランスでの結婚式の模様をお伝えしたいと思います。

ではまた。