VAT付加価値税の免税手続き編その2〜フランス・イギリス旅行記11(終)

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VAT還付カウンターは大混雑

こんにちは。飛鳥みやびです。引き続きロンドンのヒースロー空港から帰ってくる時の、VAT(付加価値税)還付の話をしたいと思います。

税関の払い戻しカウンターは、VAT還付申請をする人であふれていました。(ヒースロー空港ではTravelexという会社が申請手続きを代行しています)なかなか列が進みません。手続きが終わるまで30分以上かかりました。もし時間がなければ、VATの払い戻しを受けられないまま帰国しなければいけなくなります。早めに空港に到着して良かったです。

それにしても、ここの職員の態度の悪いことには閉口しました。のろのろして、全く勤労意欲が感じられません。道理で混雑するはずです。やっと順番が来て、書類を提出し、やっと確認のスタンプがもらえました。

返金方法は3通り

スタンプをもらった後、返金してもらう方法は以下の3通りから選択できます。
・現金で今受け取る方法
・クレジットカードで口座に振り込んでもらう方法
・小切手を送付してもらう方法
日本では小切手というのは現実的ではないので、クレジットカードか、現金の選択になると思います。クレジットカードで返金してもらう場合は、スタンプを押印してもらった書類に、クレジットカードの番号を記入して、税関にあるポストに投函します。それで手続きは終わりですが、返金されるまで2〜3ヶ月かかります。

投函後に色々とトラブルもあると聞きますので、私は現金で返してもらうことにしました。ポンドではなく、日本円を指定して、その場で現金を還付してもらいました。

尚 私の場合は、イギリスから直接日本に帰りますので、ヒースロー空港でVAT還付手続きをしましたが、他のEU加盟国を経由して帰る場合は、最終出発地で手続きをします。

手荷物検査で大失敗。ショックです。

VATの払い戻し手続きも無事終わりました。次は手荷物検査場を通過して飛行機に乗って帰るだけです。そう思ってセキュリティチェックに臨みました。機内持ち込み手荷物は、VATの払い戻しの時に提示したお土産3つです。アニヤ・ハインドマーチのバッグとH&Mで買った衣類とフローリスの石鹸類です。

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フローリス(Floris)は280年の伝統を持ち、ロイヤルワラント(英国王室御用達)に認定されている香りの専門店です。私はジャーミン・ストリートにあるこのお店が大好きで、今回のロンドン滞在中も訪れました。わたしが購入したのは、石鹸のセットとアロマキャンドルのセットです。主人もシャワージェルのNo.89を購入しました。No.89はジェームス・ボンド愛用の香りとして知られています。この250mlのシャワージェルが問題でした。

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手荷物検査(セキュリティチェック)で、「航空機内への液体物持ち込み制限」に引っかかってしまったんです。うっかりしてました。液体物は100ml以下しか機内に持ち込めなかったんです。

そこでの選択肢は2つ。一旦戻って飛行機に預けるか、その場で破棄するかです。スーツケースは既に預けた後なので、もう無理です。泣く泣く放棄しました。26ポンドもしたのに残念です。(日本で買えば5000円以上するシャワージェルです。)

先にチェックインをせず、VATの払い戻しをしてからお土産をスーツケースに収めて、全日空に預ければ良かったと反省しました。10年以上前、パリから帰国する時も、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」で購入したジャムを、機内に持ち込めず没収された記憶が蘇ります。大ショックです。

搭乗までの時間に、空港のラウンジで軽い食事を取ってからロンドンを後にしました。機中の人となった後は、ワインを飲みながら、全日空の機内映画で『君の名は。』を観て(1度劇場でも観てますので2回目ですが)感動し、『後妻業の女』を観てバカ笑いしていた頃には、シャワージェルの1件もすっかり忘れ、気分良く爆睡して日本に向かったのでした。
以上でフランス・イギリスの珍道中は終了です。ではまた。

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