VAT付加価値税の免税手続き編その1〜フランス・イギリス旅行記10

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イギリスの消費税は20%

こんにちは。飛鳥みやびです。いよいよボージョレ・ヌーヴォーの解禁日ですね。もうそんな季節なんですね。すぐにクリスマスが来て、お正月を迎えると思うと、1年なんてあっという間でびっくりしてしまいます。ぼやぼやしていられませんね。今回はイギリスから帰る時の、ヒースロー空港でのVAT(付加価値税)の払い戻し手続きと、失敗談を綴りたいと思います。

ヒースロー空港

ヒースロー空港

VAT(付加価値税)とは?

イギリスやEU諸国で販売されているほとんどの商品には、日本の消費税のようなVATが課せられています。VATとは付加価値税(Value-Added Tax)で、イギリスでは20%のVATがかかっています。商品以外にも、飲食費や宿泊費、交通費やチケット代等にもかけられています。原則的にVATが課せられていないものは、書籍や食料品と子供用品です。

イギリスでのプライスタグは内税になっていますので、もう既に20%の税金が含まれた金額が表示されています。EU加盟国以外に居住している外国人旅行者は、免税の対象になりますので、手続きをすれば一部返金される制度があります。(20%全額が返金されるわけではなく、商品によって違いますが、大体2〜13%の還付額になります。また手数料も引かれます)

VATの還付を受けるには:お店での手続き

VATの還付を受けるには、買い物の時にお店で「VAT還付申請用紙(VAT FORM)」を作成してもらう必要があります。たいていのお店で対応してくれますが、お店によっては最低購入額の設定(1日に50ポンド以上の購入額でないとダメだとか)がありますし、まれにVAT還付の対応をしていないお店もありますので、VATリファンド・TAXリファンドが出来るか、購入時によく確認する必要があります。

例えばハロッズでは、50ポンド以上という最低購入金額の設定がありますが、購入した商品とレシートを「Tax Free Bureau(タックスフリービューロー)」というカウンターに持っていけば、違う売り場で買った場合でもまとめて書類を作ってくれます。

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|VATの還付を受けるには:空港での手続き|

空港でVATの申請をするのに必要なものは以下の通りです。
・購入した商品(未使用・未開封でないといけません)
・購入したお店で作成してもらったVAT還付申請用紙(名前・住所・パスポート番号等を英語で記入しておく必要があります)
・パスポートと航空券

以上を税関職員に揃えて出し、確認のスタンプを押してもらう必要があります。VAT還付手続きする場所は、チェックイン(搭乗手続き)前だと税関(Customs)の「VAT export・Commercial export」と表示があるカウンターへ、チェックインを済ませて手荷物検査通過後は「VAT Refunds」のカウンターに行きます。

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私が乗る便はANAで、ヒースロー空港の第2ターミナルからの出発です。VATの払い戻しをする商品は係員に提示する必要がある為、そのまま手荷物として機内持ち込む段取りにして、先にANAの端末でチェックインを済ませ、スーツケースを預けてからVAT還付手続きカウンターに向かいました。これが失敗の元でした。・・・・・・

(その2)へ つづく。

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