年越しそばにヌーハラ問題を考える
こんにちは。飛鳥みやびです。もういよいよ大晦日ですね。大晦日といえば年越しそばです。おそばといえば、少し前に「ヌーハラ」なる言葉が話題になって賛否両論の意見が出ていました。そもそも「ヌーハラ」とはなんでしょうか?
ヌーハラとは、ヌードル(麺)+ハラスメント(悩ます事)の略で、麺を食べるときに他の客に迷惑をかけることを意味する言葉(造語)だそうです。
日本に来ている外国人が、麺をズズズーとすすっている音に精神的苦痛を感じる状況を指しています。
ヌーハラの正体
私もヌーハラとはそういう事だと思っていましたが、「ヌーハラ」には色々な種類があるというんです。
音を立てずに麺を食べている外国人をあざ笑ったり、音を出すように強制するのもヌーハラ。
学校給食で麺類をすすれない(外国出身の)子供がイジメの対象になっているというのもヌーハラ。
大半のラーメンに食材やスープとして使われている豚肉が、豚肉を食べないムスリム(イスラム教徒)に対するヌーハラ。等々多角的にあるそうです。
こうなって来るとどうも論調がおかしいですね。どこか変です。比較文化論の話だと思っていたのですが、何か違和感を感じました。
それでよく調べてみると、ヌーハラ問題の元は、一部の人がでっちあげたツィートだったらしく、それをマスコミが取り上げて広まってしまった捏造問題だったようです。このような問題は起こっていなかったということですね。
ヌーハラ問題 私の意見は
一応、ヌーハラの話題に触れましたので、食事中に音を立てる事に対する私なりの意見を述べたいと思います。
一般に多くの外国では、食事中に音を立てるのはマナー違反だといわれています。当然ながら日本も同じです。ペチャクチャ音を立てるのはマナー違反で行儀が悪いことに変わりありません。日本でもアウトです。
ただ、ワインのソムリエや紅茶のブレンダーの様に、テイスティング時にズーズーと空気を含ませて鼻に抜き、香りを確かめる技術があるのは周知の事実です。これをマナー違反という人はいませんよね。
麺類を食べる時も同じ理屈で、麺をすすって空気を含み、麺の香りも一緒に楽しむ食べ方があってしかるべきだと思います。特にそば好きの方や、ラーメンの小麦好きの方には、たまらない食べ方だと言えます。基本的に私は、音を立てて食べられるのは苦手なほうですが、下品で行儀が悪くなければ(えげつない音で食べなければ)、麺類をすすって食べるのはOK 許容範囲です。
まあ、食事中の音の良し悪しは、TPOとその人の食べ方によるというのが私の結論ですね。
ネット情報の真偽に注意
最近では、除夜の鐘がうるさいとクレームをつける人がいて、鐘を突けないお寺もあるとか。ツイッターやフェイスブックなどを通して、誰でも情報発信が出来る時代ですので、嘘の情報を流したり、他人を誹謗中傷したり、なんでも噛み付いて意図的に炎上させたりと、世論を操作しようとする人が出てきても不思議ではありません。
私もブログを書いている以上、自分の言葉には責任を持って、間違った情報を発信しないように注意したいと思います。ではまた。