英国フェアに行って来ました
こんにちは。飛鳥みやびです。前々から行きたかった阪急うめだの英国フェア2016に行って来ました。英国フェアは毎年開催されていると思いますが、近年は機会を逃して行けてなかったんです。今回は何とか来る事が出来ました。
今年の英国フェアは、HEART OF ENGLAND(イングランド中央部)・WALES(ウェールズ)・NORTHERN IRELAND(北アイルランド)がテーマのようです。
大盛況 英国フェア
阪急百貨店の9階に行けば、所狭しと衣類やアクセサリー・生活用等の英国製品が並んでいて、そこをあふれんばかりの人でごった返していました。すごい熱気です。
ハリスツイードのジャケットやコートが可愛くて、かなり心惹かれましたが、今日の目的はお洋服ではありませんので、そこを振り切り食品売り場へと進みました。
スコットランドの3つ星ホテル「ドーノッホキャッスルホテル」の名物バーのコーナーがあって、スコッチウイスキーを飲めたり(有料・満席でしたが)、いろいろなブランドの紅茶を試飲したり、チョコレートを試食したりとなんて楽しいんでしょう。
私は、北アイルランドを代表するティーブランド「スキティー」のハーブティーで、一番人気の「アップルラブズミント」が好きなティーです。
私のお目当てのショップは2つ
そしてお目当ての1つ、フィッシュ&チップスの実演販売に向かいます。2016年度UKフィッシュ&チップスNO.1の称号を獲得した、コッツウォルズ地方のチェルトナムにある「シンプソンズ」というお店です。しかしものすごい長蛇の列が出来ています。これはたまりません。すかさずもう1つ目をつけていたお店へ移りました。
そこはロンドンの5つ星ホテル「シャングリ・ラ ホテル」の「ザ・シャード ロンドン」の出店でスコーンの実演販売です。こちらも気が遠くなるような列が出来ています。今日は並んでる時間がありません。残念無念です。
可愛いティールームコーナー発見
仕方なくと言っては失礼ですが、すぐに入れるティールームがありました。白壁のチューダー様式の家風のセットの中で、座って食べれる可愛い「トーマス・オケン・ティールーム」です。素朴で大きなスコーンに、たっぷりポットの紅茶で頂くカントリー風クリームティーで一休みしました(セットで1,601円)。
スコーンには当然ジャムとクロテッドクリームが付いてきます。そうです。私の本当の目的は、クロテッドクリームが食べたかったんです。
クロテッドクリームとは
日本ではあまり馴染みがありませんが、スコーンを食べるときはジャムと共に必須品です。
イギリスでは生クリームと呼ばれるものに3種類あります。クリームに含まれる乳脂肪分の量で、シングルクリーム・ダブルクリーム・クロテッドクリームに分かれます。シングルはコーヒーに入れるサラサラしたもので、ダブルは普通に日本で売っているホイップするタイプです。そしてクロテッドクリームは黄色っぽい色で、ねっとり濃厚なクリームになります。これが食べたかったんです。
「トーマス・オケン・ティールーム」に入って大正解でした。大きな田舎風スコーンが美味しかった。ジャムとクロテッドクリームをたっぷりつけて頂きました。(クロテッドクリームは頼めばおかわりが出来ると思います。)紅茶もポットで運ばれて、カップに2〜3杯はありましたので大満足でした。ちなみに私はカップに先にミルクを入れてから紅茶を注ぎます。これだとかき混ぜる必要がなく、簡単で綺麗に混ざります。(この方法の賛否はイギリスでも議論が分かれるそうです。)
お土産も迷う
その後、お土産スイーツを買って帰りました。ウェールズのロブスターと岩のりのバーガー「ロブスターロール」も気になりましたが(ロブスター大好きなので)、ベイクウェルの「ブルーマーズ」の焼き菓子「ベイクウェルプディング」を購入しました。パイ生地にジャムを落とし、卵やアーモンドパウダーなどを加えたフィリングを流し込んで焼き上げたお菓子で、温めるとジャムが溶けてより美味しさが増します。
クロテッドクリームを家でも食べたくなって、イギリス・ロッダ社のクロテッドクリームを購入しました。せっかくクロテッドクリームを買ったのにスコーンが無くては話になりませんので、「シャングリ・ラ ホテル」のスコーンは買えませでしたが、日本にあるお店「ベノア」のスコーンを買いました。(どちらも美味しく頂きました。)
阪急の英国フェアを満喫した1日でした。(英国フェアは明日18日までですので、興味をお持ちの方はお急ぎ下さい。)イギリスに特に思い入れが無くても、なんだかイギリスというと親しみがあって、懐かしい気がします。英国フェアって良いですよね。イギリス旅行にとっても行きたくなって来ました。