堺の人気スポット さかい利晶の杜
こんにちは。飛鳥みやびです。2015年3月にオープンした堺の新観光スポット「さかい利晶の杜」に初めて行ってきました。
「利晶(りしょう)の「利」は、千利休の「利」で、「晶」は与謝野晶子の「晶」です。堺で生まれた2人の偉人を紹介する建物です。
この利晶の杜は、「千利休茶の湯館」と「茶の湯体験施設」と「与謝野晶子記念館」と「観光案内展示室」で構成されています。
茶の湯体験施設でお点前を頂きました
まず最初にはいったのは、茶の湯体験施設の「立礼呈茶」です。
季節の和菓子と抹茶がセットになっています。予約不要でイス席なので、気軽に茶の湯が楽しめます。表千家・裏千家・武者小路千家の先生方が、日替わりでお点前を披露して下さっています。
私が伺った日は、表千家の先生で、梅の和菓子が出てきました。茶席の和菓子は少し季節を先取りするそうです。掛け軸を拝見したり、茶碗を愛でて(お茶碗の柄もお雛様でした)楽しい時間を過ごせました。
そして、10名以上で予約制ですが、茶室でお点前体験も出きます。
西江軒(表千家)・風露軒(裏千家)・得知軒(武者小路千家)という三千家の茶室が一堂に会する施設は、全国でもここだけだそうです。
また申込み制ですが、千利休作で唯一現存するといわれている、京都大山崎の妙喜庵にある国宝の「待庵(たいあん)」を忠実に再現した「さかい待庵」を観覧するコースも別料金であります。(空きがあれば当日でも申込可)
茶道をされている方や、利休ファンには嬉しい施設ですね。
千利休の歴史と人物像を学ぶ
次に向かったのは「千利休茶の湯館」です。
ここでは様々な展示や映像・音声で、千利休の人生や茶の湯文化を、中世・堺の国際的な繁栄とあわせて紹介されています。千利休に関することがよくわかりました。
千利休の都市伝説
この施設では紹介されていませんが、私は利休に関する極秘情報を聞きました。
千利休も茶の湯もキリスト教と関係があるらしいんです。
千利休はセイント・リキュウ=「セイント・ルカ(St. Lucas)」という聖なる名前だという事です。茶の湯の和菓子と抹茶は、最後の晩餐の聖餐式(せいさんしき)でのパンとぶどう酒を表しているそうです。
また、京都の蚕ノ社(かいこのやしろ・木嶋神社)に三本柱の鳥居がありますが、この形とそっくりな蓋置(ふたおき・釜のふたを置く道具)が茶道具にあります。
蚕ノ社は秦氏と関係が深く、秦氏は原始キリスト教徒だといわれています。
知れば知るほど不思議な話ですね。(信じるか信じないかはあなた次第です)
与謝野晶子の記念館の事は次回のブログで書こうと思います。
(2017年3月6日追記:次回のブログはこちらです)
さかい利晶の杜の利用案内
さかい利晶の杜の利用案内は以下の通りです。
開館時間:午前9時〜午後6時(最終入館 午後5時30分)
茶の湯体験施設(午前10時〜午後5時)
住所:〒590-0958 大阪府堺市堺区宿院町西2丁1-1
駐車場:24時間 年中無休 103台(60分200円 1日最大1,400円)
休館日:第3火曜日(祝日の場合は翌日)及び年末年始
利用料金:
観光案内展示室 無料
千利休茶の湯館・与謝野晶子記念館 大人300円、高校生200円、中学生以下100円
立礼呈茶(茶の湯体験 抹茶と和菓子)大人500円、高校生400円、中学生以下300円
その他予約制のお点前体験や申込み制の「さかい待庵」特別観覧セット等がありますので、詳しくはホームページをご覧になるか、072-260-4386にお問合せ下さい。ではまた。