ホキ美術館名品展
こんにちは。飛鳥みやびです。光のヒンメリと北欧クリスマスマーケット2016の催しを見に阪急百貨店の梅田本店に行ってきた事は昨日のブログに書きましたが、私の本当のお目当ては、同じく本館9階で開催されているホキ美術館の名品展に行くことでした。
ホキ美術館は、日本で初めての写実絵画専門美術館として、2010年11月に千葉市緑区にオープンした美術館です。以前から行きたかったのですが、千葉にあるのでなかなか行く機会が無かったんです。それが大阪で観れるなんて感激です。
世界でも珍しい写実絵画専門美術館として、有数のコレクションを誇るホキ美術館の所蔵品の中から、27名70点の作品を観ることが出来ました。風景画や静物画、女性や子供の人物画など、写真かと見間違うような絵画が並びます。写真だと平面ですが、写実画だとよりリアルで、3Dに感じます。
まるで旅行に行って、目の前でその景色を見ているような、まるでその置物がそこに存在するかのような、まるでそのモデルさんの息使いが聞こえてくるような、実に不思議な経験でした。まるで時空が繋がって、その空間に吸い込まれるような錯覚さえ覚えた作品もありました。
この会場は時間の流れが違っているように感じました。とっても良かったです。
梅田阪急のホキ美術館名品展概要
展示会は、2016年11月23日から12月5日(月)までの開催です。
日ー木曜日 午前10時→午後8時
金・土曜日 午前10時→午後9時
※最終日は午後6時閉場(入場は閉場30分前まで)
入場料:一般 800円、大学・高校生 600円、中学生以下は無料
(阪急阪神お得意様カード・ペルソナカード・エメラルドカード等をお持ちでしたら、本人のみ100円割引になる場合がありますので、呈示してみて下さい。)
もう日にちがありませんので、この機会にぜひ訪れて観て下さい。おすすめです。
千葉県のホキ美術館
阪急梅田のホキ美術館名品展に行ったら、とても素晴らしかったので、やはり本当のホキ美術館に行きたくなってきました。千葉県最大の公園である昭和の森に隣接した、自然に囲まれた敷地に建つ、地上1階・地下2階の美術館です。巨匠から若手まで約50作家の作品が約450点の所蔵があるとの事。
この美術館は、1対1で写実絵画と向き合える場所を作り、公開したいという、保木館長の純粋な思いから生まれたそうです。美術館の建物自体も評価されていて、社団法人 日本建築家協会による2011年度 優秀建築選公開審査会で「日本建築大賞」に選ばれ、「千葉市都市文化賞2011」「千葉県都市文化賞」で優秀賞を受賞しています。
自然光を取り入れ、森の中を散歩しながら絵画を鑑賞しているような状態を作っています。鑑賞・食事・ワインを飲む事・森・光・自然・環境などの行為や事象を等価に扱って再構築し、美術館でありながら美術館以上のものを目指すというコンセプトで設計されているそうで、当然ながらレストラン(イタリアン)も併設されています。このレストランも大変気になっています。
ぜひ一度近いうちに機会を作って、行ってみたいなと考えている今日この頃です。
ではまた。