2017バレンタイン自分用ご褒美はデメルの猫の舌形ソリッドチョコ

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沸騰チョコレート商戦

こんにちは。飛鳥みやびです。NHKの「あさイチ」で観たんですが、バレンタイン商戦の高級チョコレート戦線が、今とても熱いですね。

特に名古屋でのチョコレート販売がすごく過熱している様です。名だたる有名パティシエが名古屋に集結して腕を競っていました。その熱気に当てられて、私もフラフラとチョコを見に行きました。

まずは近所のイオンモールにある北花田阪急へ足を運びました。「ヴィタメール」「パティシエ エス コヤマ」「GODIVA」など、たくさんの宝石の様なチョコが並ぶ中、私の目に留まったのは「デメル」でした。

デメルの思い出

私は29歳の時に仕事を辞めて、ヨーロッパを放浪した経験があります。その時にウィーンにも滞在しました。

私にとってウィーンの街はとっても落ち着く街で、たいへん気に入って、毎晩ホイリゲ(居酒屋)に通いました。当然、オペラを鑑賞したり、「DEMEL(デメル)」や「OBERLAA(オーバーラー)」でケーキを食べたりしました。

特に王宮時代の礼儀作法を身につけたデメル・レディが迎えてくれる、大理石とシャンデリアが美しく映えるデメルのサロンは、かけがえのないウィーンの思い出として残っています。

デメルの歴史

オーストリア皇帝として、長くヨーロッパに君臨したハプスブルグ家の紋章を、ブランドマークとして戴いているカフェ・コンディトライ「デメル」。デメルの歴史は、フランス革命の3年前の1786年に始まります。

貴重な砂糖を使ったお菓子を、皇帝や王侯貴族らのために作る「ツッカーベッカー」と呼ばれる菓子職人の一人、ルートヴィッヒが、王宮劇場の舞台側入り口の前に、ロココ様式の店を開いたのが現在の「デメル」の原型です。

その後、ウィーン王宮御用達菓子司となり、王宮劇場と共に時を刻んで行きました。ルートヴィッヒの息子が政治家になり、店の職人長クリストフ・デメルが店を引き継ぎ、現代に受け継がれています。

「デメルを訪れずしてウィーンを語るなかれ」と言われ、230年以上の時を経た今でも、世界最高峰の洋菓子舗として、世界中の人々に愛され続けています。

デメルのチョコレート

北花田阪急のデメルで、私が選んだのは2つのチョコレートです。もっと選びたかったのですが、デメルはけっこうお値段がお高いので、2つにしました。

一つは、「ソリッドチョコ 猫ラベル」です。


パッケージに猫の絵が入り、中のチョコは猫の舌をモチーフにした可愛い形で、カカオの風味となめらかな口どけが絶妙です。

もう一つは、「キャラメルミットショコラーデ」です。

甘く香ばしいキャラメルとサブレ生地を、スウィートチョコレートでコーティングしたもので、ライチ味・プレーン・赤桃味の三粒です。

どちらもバレンタインとは関係無く、自分用に買いました。思い出のデメルで、今度は久しぶりにザッハ・トルテも食べたくなりました。

(機会があればまたウィーンに行きたいと願っています)ではまた。